劇場やホールの空調は、従来天井吹出し床吸込空調により空間全体を空調する方法が主流でした。しかし、これらのホール・劇場においても、地球環境の視点から、少ないエネルギーで効果的に良好な環境を提供することが求められていました。 そのため、大空間を均一に空調するのではなく、よりパーソナルで人がいる部分のみを空調することに重点をおいた「空調いす」を開発しました。静岡県コンベンションアーツセンター(愛称:グランシップ)の芸術劇場において、新たに開発した空調いすは、実物大による実験と被験者実験を通して快適性を確保するための吹出し風量や課吹出し角度の、CFDにより居住域空調の有効性を確認し、その快適性と省エネルギー製の両立を果たしました。
ラファエル・ヴィニオリが東京国際フォーラムの国際コンペで当選した案は、4つのホールを機能的に分離したホール棟と高さ60mのガラスのアトリウムで構成された会議棟でした。